栃本 常善
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密かに宿題代行が流行ってきていますね。
ある記事に、価格の相場が載っていましたので、
以下抜粋。
・(自由研究・工作など)1件で5000~1万円
・(作文・読書感想文など)400字詰め原稿用紙1枚3000~5000円
・(国語・算数のドリルなど)1冊5000~1万円
程度で夏休みの宿題を代行してくれるそうです。
しかし、
ここで必ず批判的な意見が出てきます。
「宿題とは自分でやるものだ」
「教育上よくない」
「常識的におかしい」
などなど。
確かに一般的な考えである、
「宿題は自分でやるのが当たり前」
という常識からは逸脱しています。
なので、
確かにその考え方を元にすれば、
おかしい、
と思うのも無理がありません。
ですが、世の中の流れを考えてください。
中学校受験をする
子供が増えていますよね。
じゃあなぜ、
中学校受験を受けさせるのか?
早い時期から、良質な教育を受けさせたい、
という親の欲求があるからでしょう。
そう考えている親にとっては、
当然、「中学受験に集中させたい」と考えるでしょう。
そうなると、
その人にとっては、
学校から出る宿題よりも、
受験勉強を集中させたいと
考えるのではないでしょうか。
私が今日お話ししたいのは、
宿題代行サービスが
社会的にどうなのか?
という議論をしたいのではなく、
マーケティング的な観点から言えば、
人間の欲求、心理、悩みを
しっかりとついた、
素晴らしい発想だ
ということをお伝えしたいのです。
一般的に考えれば、
「宿題は自分でやるものだし、
自分でできるもの」
です。
でも、
それをやりたくない
または
やる時間が無駄だ
という悩み、欲求が現実にあるわけです。
要は、
この悩みや問題、
欲求を解決できるものが
ビジネスになるわけなんです。
長期的に安定した
ビジネスを構築する秘訣は、
人間の欲求、悩み、問題、心理に
フォーカスすることです。
ここは、
これからもそう簡単には
揺るがない部分です。
あなたのビジネスは、
どんな欲求、悩み、問題を解決できるものですか?
ここをしっかりと考えるだけで、
商品やサービスの売り方、
見せ方がまったく変わってきますよ。
今日も最後まで読んでいただきまして、
ありがとうございました。