栃本 常善
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こんにちは、栃本常善です。
今回は「経営者は半年、1年以上先の収益を考える」ということが重要だという話をしたいと思います。
1人で起業されて会社をやっている方は、半年、1年先の売上を見据えて仕事をするということは、なかなかできていないのではないかと思います。
僕も実際1人で仕事をしているときは、「とにかく手前の売上、利益をどう作っていくか」ということをずっと考えてやっていましたが、スタッフや人に仕事を任せるようになってから、だんだん先を見据えたことを取り組めるようになってきました。
もちろん今も手前の売上は考えますが、ただ比重として、3ヶ月、半年、1年という先を見据えた戦略を考える時間が増えてきているなぁという実感があります。
経営者の仕事というのは、本質的には手前の売上を見据えた動きをするものではなく、長期的な視点で物事を考える、戦略を考える、計画を立てる、長期的なビジョンを描く、ということに時間を使ってほしいのです。経営者が手前の売上ばかりを見ているようでは、会社は良くなっていきません。
手前の売上を意識しないためにも、まずは手前の売上をしっかり安定させるところがひとつです。
もっと言うと、スタッフやパートナーにある程度仕事を任せていき、少し先の仕事をつくっていく。まさにそれがマーケティングや戦略をつくるということになるのですが、ダン・ケネディという人が「社長の仕事はマーケティング」だと言っています。
このマーケティングというのは、売れる仕組み作りをしていくということですね。売れる仕組み作りを作るための戦略を考えたり計画を立てたりというところが、経営者が一番やらなければいけない仕事なのです。そういうことをするためには、手前の不安、悩みを少しでも軽減・解消していかなくてはいけないですね。
だからこそ、しっかり現金を残していく。お金の悩みや不安から解消されるということができないと、なかなか先のことまで考えられないと思いますので、まずはそこを解消する。例えばですが、融資を受けるというのもひとつだし、キャッシュを一年分前払いしてもらう仕組みをつくるとか、いろんなことができると思うのです。
そういうところでまずは手前の不安や悩みを解消して、できる限り経営者は先を見据えた動きに時間を使えるようにしていくと、会社はどんどん成長していきます。
実際僕もやっていてそう感じていますので、ぜひ意識をしてみてください。
ということで、本日も最後まで聞いていただきましてありがとうございました。