栃本 常善
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こんにちは。栃本です。
本日は、競合より優位に立ち、
安定して利益、収益をあげるビジネスモデルにするためのヒントをお伝えします。
それは、
フロントエンドとバックエンドについてです。
みなさん、聞いたことがありますでしょうか?
マーケティングを語る上で、
ぜひ知っておいてもらいたい基本中の基本です。
まず、
フロントエンド。
これは、見込み客(まだ顧客じゃない人)→顧客になる最初に提供する商品のことです。
要は、新規集客するための商品と考えてください。
そして、
バックエンド。
これは、フロントエンドを買ってくれた顧客に対して、
2回目に販売する商品で、利益を上げるための商品と考えてください。
つまり、新規のお客さんに提供するのが、
フロントエンドで、
一回商品を買ってくれたことがある、いわゆる既存顧客に買ってもらうのが、
バックエンドになるわけです。
こんなふうにとりあえずは理解していただければと思います。
そして、
この仕組みを作ることで、
あなたのビジネスは、この仕組みをやっていない競合より、
優位に立つことができます。
おそらくこの仕組みを取り入れているところは、少ないと思います。
あなたが通販業界であれば、話は別かもしれませんが、、、
ですが、店舗系ビジネスであれば、
この仕組みを導入するだけで優位に立てる可能性が出てきます。
このフロントエンド、バックエンドそれぞれにポイントと役割があります。
フロントエンドは、
1、とにかく「集客数」を最優先に考え、お客さんにとって買いやすいものにする
2、あくまで目的は顧客化すること
3、利益は考えず(むしろこの段階では赤字で良い)、何より数を獲得することが重要
バックエンドは、
1、顧客となった既存客に売る
2、低価格~高価格でも利益を上げること
特に重要なのは、
フロントエンドで利益を出さない
ということです。
どういうことかいうと、
利益を考えると、それだけ値段が高くなります。
価格を低価格にすることでそれだけ、集客数も上がります。
利益を意識しすぎると、
それだけ集客数が減ってしまい、
その後のバックエンドの売れ行きに影響が出るわけです。
そうです。
バックエンドの販売数、売上は、フロントエンドの母数にかかってくるわけです。
より利益を上げて、商品を多く販売するには、
フロントエンドでは、数を重視しより多くの顧客を獲得し、
バックエンドでは、そのフロントエンドで集めた顧客に本商品を販売することで、
利益を最大化するということです。
だいたいお分かりいただけましたでしょうか?
これはもちろん基礎になりますので、まず考え方として理解をしていただければと思います。
業界やビジネスによっても、多少カスタマイズしますし、すべてが絶対というわけでは当然ありません。
これを元に集客プロセスを作ることで、
安定した収益モデルを作ることができるようになります。
ぜひみなさんのセールスプロセス、仕組みを一度競合の状況なども踏まえて、
見直してみてください。