【Podcast第2回書き起こし】強み・個性を生かす経営とは?

The following two tabs change content below.

栃本 常善

株式会社マーケティング・エッセンシャルズ 代表取締役  マーケティングコンサルタント/Initiative Entrepreneurアカデミー(起業家のビジネススクール)主宰 1985年生まれ、奈良県出身 大学卒業後、人材派遣・紹介会社で営業、その後ベンチャー系のWEB制作会社に転職し、営業兼WEBコンサルタントを経験。トップセールスとなる。しかし、WEBだけではクライアントに貢献できないと痛感し、28歳でマーケティングコンサルタントとして独立。 現在では、経営者としてウェブ制作・プロモーション支援をする会社を経営しながら、個人起業家のためのビジネススクール「IEA」を主宰し、ウェブ集客とマーケティング、セールスを教えている。

音声でお聞きになりたい方はこちらをクリック


以下、ポッドキャストの音声を書き起こしたものです。記事でご覧になりたい方はこちらをお読みください。

五艘:前回はPodcastを始めた理由と言うか、いろいろなメディアを持つ意味についてお話をしていただいて、今日は強み・個性を活かす経営について。

栃本:ちょっと話をしたいと思いまして。僕も今、社員さんと、業務委託でお願いしている方と、単発的にお願いしている方が何人かいらっしゃるんですけど、結局、業務委託でも社員さんとの違いはそんなにないと思っていて…。今はフリーランスとか個人で在宅で仕事をしたりと「場所を選ばずに働く」みたいな働き方が多様化してきてるじゃないですか。だから「絶対に社員を雇用する」ということだけじゃなくて、いろんなスタイルがあるかなぁと思っていて。その上でうちはそういう風な形をとっていて。

五艘:いろんな経営者さんの選択肢も増えているということなんですね?

栃本:そうですね。だから、従来なら社員を雇用するという形でやっていたのが、今はそういうのじゃなくなってきていて、働く側もいろいろ選択肢があるので、そこを縛らずにいろんなスタイルで雇用していったら良いのかなっていう感じでは思っています。その中で僕は、その人の強みとか個性とか、もっと言えば才能って言うんでしょうかね。もともと持っているものを活かして仕事をしてもらった方が、能力を発揮できるし、結果、生産性も高いんですよね。そういうのはすごく意識して、今の社員に対しても業務委託でお願いしてる方に対してもやっています。

五艘:本当にすごいなって思うんですよね。前回も少しお話させていただいたんですが、私はマーケティングエッセンシャルズのニュースレターのライターをさせていただいているんですけれども、お話して「多分こういうことが得意だからやってみて」って言って下さる。このPodcastもそうですけど…。一緒にお仕事させていただいて思うのが、周りにいる社員さん、イトウさんだったりとか、デザイナーのホンダさん、皆さん私も含めてですけど、生き生きとお仕事をさせていただいて、とっても楽しくて。直感で(採用する)?

栃本:直感で。

五艘:それってすごい難しいことですよね。「この人はこうで、この人はこういうのが得意だなぁ」みたいなことってどういう風に?

栃本:直感だけじゃなくて、ちゃんと強みを分析するツールみたいなのを使っていて。「ウェルスダイナミクス」っていうのを使っているんですけど、その人の強みとか特性を知る診断ツールみたいなのものがあって、そういうのも照らし合わせています。だから自分の直感と必ずしも一致するとは限らないので、直感ではそう思っても、実際ウェルスダイナミクスでやってみると「この辺が得意なんだな」とか。

五艘:「こういう傾向のある人なんだな」とか。

栃本:そういうのが分かるので、取り入れてマネージメントに活かすっていうのは結構やっていますね。

五艘:「誕生日事典」とかあるじゃないですか?あれはどうなんですかね?

栃本:僕は誕生日とか個性心理学とかも一応やったことがあるんですけど、ビジネスとしてはしっくりこなくて。女性はすごく好きな人が多いのかなって感じがするんですけど、ビジネスとしては僕はあまりしっくりこなくて。いろいろやっている中でウェルスダイナミクスというのが一番しっくりきて、それを自分自身でもやって、あとはスタッフの方とかパートナーの方にも皆さんやってもらったり。あとはこの前「ビジネススクールIEA」のメンバーにも、ウェルスダイナミクスの認定のインストラクターの方がいて、その方に来てもらってその講義をやってもらったんですけど。実際何人かやってもらって、そうするとその人達がどんな強みがあって弱みがあってっていうのが分かるので、それに合わせたサポートというかフォローができるじゃないですか。

五艘:インストラクターさんもいらっしゃるんですね。ウェルスダイナミクスというのはいわゆるどういうツールなんですか?

栃本:ウェルスダイナミクスっていうのは、いろんな質問があってそれに答えていくと、大体その人がどういう特性があるかっていうのが分かってくるんです。

五艘:アンケートに答えていく感じなんですか?

栃本:ウェブでもできるんですけど、4つの周波数と8つのプロファイルっていう…言ったらその人のプロフィールとか特性が分かるんです。僕は「スタープロファイル」っていうプロファイルで、大衆の前に出るとその力を発揮するとか。

五艘:その通り!

栃本:ただ、細かい事務とかそういうのがすごい苦手で…とかね。そういう特性があるんですよ。

五艘:だからそういうところは業務委託で?

栃本:任せるんですよ、人に。自分が苦手なことも頑張ればできるとは思うんですけど、それって一番苦痛だし時間もかかるんですよ。

五艘:つらい(笑)

栃本:ストレスもかかるので、それを無理に自分でやろうとするんじゃなくて、自分で起業して経営するんだったら、自分の得意なことに集中した方が絶対良いわけですよ。みんな得意じゃないことにあまりにも時間を使いすぎているので。

五艘:なんかちょっと外注するとお金もかかるし…。

栃本:利益もなくなるっていうことで自分でやっちゃいがちなんですけど。最初は良いとは思うんですけど、ある程度になってそれをずっとやっていると、事業は全然伸びていかないです。自分が「弱いな」、「苦手だな」と思うことは、それを得意としている人に任せていくっていう風にしないとやっぱり成長していかないです、ビジネスとしては。

五艘:今まさに起業しましたっていう方は、どんなことも自分で始められて、「まずこんなブログ始めてみようかな」とか、事務のことがあって経理のことがあって…。栃本さんの場合、そこから外注に任せていくタイミングはどんな瞬間があったんですか?

栃本:ちなみに僕は最初から外注を使ってますよ。僕、記帳を何回かやったんですけど無理で続けられないので、最初から記帳代行というのを頼んでたんですよ。

五艘:記帳代行というのがあるんですか?

栃本:レシートとかを渡してそれを全部記帳してくれる。今も税理士さんとは別に頼んでいます。

五艘:税理さんとは別なんですね。

栃本:税理士さんはコンサルみたいな感じで最近雇い始めたんですけど。

五艘:「節税できますか?」とか?

栃本:節税とかお金の経営判断ですね。お金の動きとか流れとかを踏まえて、今どんなことにお金を使っていったら良いかを相談したり、アドバイスいただいたりとか。

五艘:そうなんですね。私、税理士さんっていうお仕事を勘違いしてました。

栃本:いやいや、基本的には税務業務なので、基本は記帳をやってお金の月次決算といって出したりしてやるんですけど。普通はそうですがそうじゃない人もいて、僕はそっちの方を求めているので。

五艘:いろんな種類の方がいらっしゃるということですね。

栃本:だから今まではつけていなくて、これから外につけるんですけど。今までは記帳代行だけ頼んでいて…本当に僕はだめで、通帳をコピーして送るのもできなくて(笑)。

五艘:分かりますよ。コピー機まで行って、通帳出してきて…。

栃本:通帳をスキャンしてデーターをその人に送るみたいな、その作業が苦痛だったんですよ(笑)。だからもう来てもらって月1回、通帳を渡してやってもらってます。

五艘:そこまでしても任せたい(笑)。

栃本:だめなんですよ、そういうの。ある種、起業家ってだんだんわがままになってくると思うんですよね。サラリーマンのときは周りに迷惑かけるからやらないといけない、まぁ今も周りに迷惑かけてるんですけどね(笑)。サラリーマンだと「やらないといけない、上司に怒られる」みたいなのがあるから続けられたのが、今は全くそういうのがなくなってやらなくなっちゃった、というかやりたくなくなるんですよね。だから、僕、請求書の発行すら苦痛を感じるので、それも任せてるし。どんどん自分の不得手だと思うこととかストレスに感じることをとにかく人に振って、自分は得意なことに集中できるように、全部が完璧ではないですけどそういう風にちょっとずつやっていて。そうすると、どんどん自分の得意なことに集中できるので…。

五艘:自分もどんどん楽しくなっていく。

栃本:楽しくなるし、会社の事業も成長化していくと思うので。

五艘:でも外注すると、通帳をわざわざスキャンしに来ていただく交通費とかコストも当然かかるじゃないですか?そこら辺というのはどんな風に考えていらっしゃるんですか?

栃本:それは払えば良いと思うんですね、払えるんだったら。そのためにも自分がまず最初は営業というかマーケティングをしっかりしていただいて、利益をちゃんと生むっていうのは一番大事なので。ほとんどの問題は売上と利益で解決しちゃうんですよ。みんな売上と利益を上げないからいろんな悩みを抱えてしまったりするわけですよね。例えば、人が辞めてしまうのも究極的に言うと、自分の評価をしてもらえなかったり、給料が増えないとかそういう不満で辞めていったりするわけですよね。でも、その人に対しての成果とか結果に対してちゃんと評価をして、給料を上げてあげたりすれば辞めないことも結構あったりするので…。あとは教育をしていくっていうのもお金がかかるし、それも全部売上や利益が必要ですよね。だから、まず売上や利益を上げるというのが起業家・経営者の重点課題というか…。

五艘:一番先に考える?

栃本:一番先ですよね。利益が全て。言ったら血液みたいなものなので。血液を循環させるためにも、利益をちゃんと生んでいろんな人に分配していくという血液にしないと、いつまでたっても会社というのは伸びていかないですよね。仕事もどんどん割り振って。
五艘:今あるビジネススタイルを変えるってすごい難しいというか…。

栃本:変えなくても良いんですけど、結局一人で何でもやろうとするというのがそもそも僕はだめだと思う。フリーランスでも外注すれば良いので、「僕は人を雇わないですよ」みたいな人もいるんですけど、それでも外注は絶対に使った方が良い。全部自分で抱えてると絶対にパンクするし、事業が伸びない人の特徴って、未来への時間を使わずに目の前の仕事だけに忙殺されてる。

五艘:ああ〜私、私(笑)。

栃本:目の前の仕事だけに忙殺されていると、「その仕事がこなくなったらどうするの?」っていう話ですね。

五艘:本当そうです。常にその不安との…。

栃本:今、目の前の仕事で忙しいかもしれないけれど、こなくなったらどうするの?「仕事がこなくなって暇になった」みたいな…。

五艘:いま重ね合わせてお話を聞いてたんですけど、私一個の取引先がばさっと終わったことがあったんですよ。でも、それが結果的にめちゃくちゃ良かったということがあって。なくなったと思ったら時間が空いたし、頭の中であれもしなきゃこれもしなきゃと考えていて占めていたものがなくなって、栃本さんにも会いに行ったし、「こんなことはじめてみよう」とか「あんな人に会いに行ってみよう」とか、自分の中でいろいろと妄想してイメージする時間の脳みそのスペースも増えて…それが外注する意味?

栃本:自分を身軽にしないと…余裕を保っておかなければいけなくて。その時間が未来のことを考えたりとか、戦略を考えたりする時間なんですよね。

五艘:身軽になっても空っぽにはならないですもんね。

栃本:そうそう。だから僕は極力業務を自分で抱えないようにしていています。

五艘:よく「僕、身軽になりたいんですよね」っておっしゃてますもんね(笑)。

栃本:身軽にならないとだめなんですよ、経営者は。時間に余裕を持たないと絶対だめですね。経営者が一番忙しいのは絶対にだめです。

五艘:ちょっとコスト的に「大変だな」と思っても、それで自分の時間を買うんだと思って、どんどん勇気を持って外注をして。

栃本:会社が成長段階だったら、最初は自分が一番マーケティングとか営業活動に時間を使わないといけないですね。そのための時間を作るために外注するんです。利益が減っても外注をするべきなんですよ。その分件数を取れば良いので。今まで5件で売り上げが100万円上がっていて、利益が50万円上がっていたとしても、外注すると利益が半分になっちゃうと…その分件数を5件から10件に増やせば良いんですよね。そうすると売り上げも200万円になって利益もまた50万円とれるわけじゃないですか。そうやってどんどんお金を循環していかないとだめですね。

五艘:ブロックだと思うんですよ、それをやれないのって。

栃本:そういうのはあると思いますね。自分だけで利益をもらおうみたいなのはだめですね。

五艘:「循環」というキーワードが大事ですね。

栃本:お金は絶対に循環させないといけないですね。貯金している人は裕福になれないので、お金はどんどん循環させることでさらにまた入ってくるという風になっているので。

五艘:「払うことで受け取ることへのマインドブロックがなくなる」って聞いたことが… 例えば私は司会なので1件いくらのお仕事なんですけれども、本当は自分が100%エネルギーを注ごうと思ったらこの金額をいただきたい、というのが正直あるんですけど。相場があるし、その方の予算もあるしとかでどうしても「金額を低く言わなければいけないのかな…」と。高く言うのってすごく勇気がいる。自信もあるんですよ、「絶対大丈夫です」って言いきれるんですけど、「金額を高く言う勇気をどんどん持つために払うことがすごく良い」と聞いたことがあるんですけど、それはありますか?

栃本:それはあると思いますね。僕が思うのは、お金を払う払い先が大事なんですよ。ただ単なる労費ではだめで、投資しないとだめです。投資するからちゃんと自分に返ってくるんですね。人に投資するのも良いし、教育に投資するのも良いし、株とかも良いでしょうし。何かしら自分に返ってくるものにどんどんお金を使っていく。銀行に貯金していても意味がないので。

五艘:もったいないって思わないで。

栃本:最低限は残しておいて、余剰資金はどんどん循環させていくっていうのがとても大事かなと思いますね。

五艘:そうやって自分の苦手なことをどんどん人に払っていって。

栃本:あとは広告費に回していくとか。広告費というのはうまく使えば集客を自動化したりできるので。自分が営業活動をしなくても向こうから知ってもらってということができるので、そういうお金を使うべきですね。そうするとより自分が動かなくてもお客さんが来るようになってくるので、より自分の時間ができてまた違うことに時間を使うことができますよね。

五艘:強み・個性を活かす経営というのは、「自分の好きなことをしよう」ってよく言うんですけど、苦手なことを手放すっていうのもすごく大事なんですね。

栃本:そうするとどんどんエネルギーが高くなっていきますよね。苦手なことをするとエネルギーが弱くなるので。だからエネルギーをいかに高めるかっていうのは、弱いことや苦手なことをしない、極力。

五艘:記帳代行から始めてみよう(笑)。

栃本:記帳代行もそうだし、事務代行もそうだし、いろんなことができるので。

五艘:主婦の方だったら家事代行を利用するのも良かったりするんですか?

栃本:全然良いですね。家事が苦手だったら家事を委託すれば良いんですよね。

五艘:いろいろ見直してみます(笑)。

栃本:絶対良いと思いますよ、家事代行。僕は頼んでみたいなと思います。

五艘:奥様がまさに出産を控えていらっしゃるから。

栃本:はい、頼んだらいいと思います。

五艘:皆様もご自分の得意と好きと苦手と。

栃本:自分の得意なこと、強みなこと、人よりもうまくできること、ストレスなくスムーズにできることって結構あったりするので、そういうのを見つけてそれを仕事にする。ビジネスにしていくというのが良いと思うし、あとは業務で苦手なことを人に出していくという形でやると良いんじゃないですかね。

五艘:集中力を高める方法ですよね。

栃本:そんな感じで今日はお別れの時間となりました。また来週も聞いていただけたらと思います。ありがとうございました。


[無料]高額商品が売れる仕組み作り9ステップWebセミナー

この記事が面白い!勉強になったと思ったらSNSでシェアお願いします!